AF-S NIKKOR 200-500mm f5.6をレンタルした話

まさかのラブライブ!シリーズ×パリーグコラボで焦点距離が欲しくなったので所謂バズーカレンズをレンタルしました。

前使ってたカメラ(X-S10)ならこんなクソデカレンズなくても焦点距離稼げたのにねえ。バカだねえ。

レンタル料は1ヶ月で約1.1万。中古相場が11万前後ってことを考慮すると買うよりもコスパがいいのではないでしょうか(毎週末野鳥を撮影に行くなら別だけど)

 

いやデカいよ

もっとデカいレンズあるのはわかってるけど、今まで使ってきたレンズの中で一番大きかったのはタムロンのライトバズーカ(Xマウント用 28-300mm)だっただけにかなりの衝撃。

一番短くて4合瓶くらいの高さがあります。そして重さは2kg。

焦点距離200-500mmでf5.6通しのレンズってことを考慮するとこれでもコンパクトなのかもしれないがやっぱりデカいものはデカい、重いものは重い

 

Z6Ⅱ+FTZ+AF-S NIKKOR 200-500 f5.6の装着図。めっちゃアンバランス。

カメラ側で支えるとマウント部分が壊れてしまうらしいのでカメラ側の三脚穴とレンズ側の三脚座にカメラストラップを付けています。(ストラップはZ6Ⅱ購入

せっかく超望遠レンズをレンタルしたので本命(始球式)の試運転を兼ねて初の野鳥撮影に挑戦。

これがまあ難しい。

なにせ3kgのカメラをカメラバッグを背負いながら構えるものだから腕がプルプル振るえる。レンズ側とボディ側に手振れ補正があるとはいえ安定しない。

そして野鳥撮影は500mmじゃ全然足りない。なので諦めてDXモードでクロップしました。本格的に撮るならテレコン欲しいなってところ。

Z6Ⅱは高画素機じゃないんでクロップには不向きと言われていますがぱっと見(&どうせネットにアップロードされる写真は圧縮される)じゃ気にならないので趣味用ならDXモードでクロップするのは全然ありかなと思います。

カメラを使いこなせないこともあるかもしれませんが動体AFはそこまで良くないかなといった印象(飛んでる鳥にピントを合わせるのはかなり難しい)

あと双眼鏡必須ですね野鳥撮影は(終わった後に野鳥公園側が双眼鏡のレンタルサービスをやってることを知った)

 

そして本命の始球式での撮影。場所はメットライフドーム改めベルーナドーム

ベルーナドームって

野球できる

場所だったんだ!

 

3塁側の中間あたりの席から撮影をしてましたが打席及びマウンドは500mmなら十分足りました。

撮影時の設定はMモードでISOオート。F値は8、SSは300~600くらい。

肝心の始球式の写真は載せませんが個人的には満足のいく写真が撮れました。

ISOは大体3200~5000で中には10000の写真もありましたがISO6000程度の写真なら軽くノイズ除去すればそこまでディティールを損なうこともなくノイズを消せます。

実際に撮影するまでは「これAPS-Cマイクロフォーサーズの方が有利なんじゃねえのか…?」みたいな考えに至りましたが屋内撮影でもこの程度のノイズで済んだのはフルサイズの恩恵を強く受けましたね。

あとZマウントに移行するにあたってZ6かZ6Ⅱにするか悩んでましたが連写性能ではZ6Ⅱの方が上だったのでこれもよかったなと。

 

良かった点

・200-500mmと広い焦点距離をカバー

・F5.6通しの使いやすさ

コスパがいい(中古11万程度)

微妙だった点

・AF性能(遅くもないけど早くもない。ボディの影響もありそうだけどレフ機だと違うんだろうか)

・フォーカスを合わせるときにカタカタうるさい

・デカいものはデカいし重いものは重い

 

初のバズーカレンズということもあり楽しかったんですが防湿庫なしドライボックスのみの現状だと管理がめんどくさくて購入はいいかな…という感想。

コスパは非常に良いと思うので似たコンセプトで出そうなZマウントの200-600mmはどういうレンズになるか楽しみですね。