初めての単独海外旅行でガチで詰んだと思った話
お久しぶりのブログ更新。
本当はラブライブ!サンシャイン!!2期の感想とか書きたいんだけど1期含めて頭の中で整理したいところがあってまだ書けません。
そんなラブライブ!サンシャイン!!といえば先日あった台北でのファンミーティングにイベントに現地参加してきました。
Aqoursの為に海を渡ることになるとは一年前の自分からは想像できませんでしたね。
でもね、日本じゃ彼女達のイベントのチケット取れないの。だから一般販売で買える海外イベントはアドが大きすぎるの。
で、今回の海外遠征で学んだことがあったので今回はそれについて書きます。
□海外旅行歴
今から18年前に家族でハワイに行ったことがあるだけ。
卒業旅行なんてものはなかったし仕事で行くこともなかったんで実質初めて。
それどころか国内線含めても一人で飛行機に乗ったのは去年が初めてだったぐらい。
□事前準備
・パスポート
これがないと何も始まらない。飛行機のチケットも取れなければ今回の公演のチケットを買うことすらできない。
当時知識なさすぎてパスポートを作るのに戸籍謄本が必要なことすら知りませんでした。
「パスポート作るために帰省しなきゃいけないのか…」と思ったらそうでもないらしく身内なら代理を任せられるらしいので母親に頭を下げて作ってもらいました。
パスポート発行受付は基本平日しか受け付けていないので、たまたま用事があって有給を取った日についでに申請。
11月の後半に申請して発行できたのが12月の頭でした。この時点で動きが遅かった。
・飛行機
パスポートを取得したのでいざ航空券の購入へ…って思ったより値段が高い。
パスポート取得に時間がかけ過ぎたのが原因なんだろうけど、行く時期がちょうど旧正月の時期だったり目的な同じオタクが割といたりで繁盛期レベルにはなってたみたい。
ちなみに今回は
行き:タイガーエア 2/10 5:00 羽田発 桃園空港着 35,000円
帰り:バニラエア 2/11 13:05 桃園空港発 成田着 25,000円
の計6万円でした。
台湾に行くと決めたのが10月後半だったのでその時期に確保していればもう少し安くできたはず。
・現地通貨
航空券も確保した、イベントチケットも買えた、ホテルも予約した。
安心しきってだらだら過ごして気が付いたら台北行きまだあと一週間。
いい加減現地のお金のことについて何も考えていなかったので調査。
日本円を台湾ドルに両替するのが普通なんだけど、手数料やレートを考えると海外キャッシング+繰り上げ返済が一番お得らしい。
日本円を大量に持ちたくないしこれならカードだけで解決するんでこれは便利だと思い海外キャッシングを選択。
「海外キャッシング枠?よくわからないけどなんかのカードには設けられてるでしょー」と当時の自分はクソ慢心していた。
これが今回のトラブルの原因になったわけなのだが。
□いざ台北
・羽田から台北まで
早朝5時の便なので始発で羽田に行っても間に合うはずない。
ということで今回は終電で羽田に向かい、羽田で5時間時間を潰すことにした。
やはり自分と同様、早朝便を利用する人が多いのか深夜の羽田国際ターミナルには人が多かった。
一部飲食店は深夜営業もしており、コンセントもあり空港内はそこそこの速度が出るフリーwifiがあったのでiPhoneで動画を見て時間を潰した。
そして時間が来ていよいよ搭乗…行きで利用したタイガーエアは中国の会社なのでアナウンスは中国語がメインだった。(日本語も流れるが聞き取り辛かった)おかげで何を言ってるのかさっぱりわからない。
添乗員は最低限の日本語はできているが、日本人のスタッフがいなかったので少し不安になった。
・桃園空港着
席が思ったより狭かったのもあって飛行機内では一睡もできず。
現地時間7:30頃に台北の桃園空港に到着した。…実際に飛行機から降りたのは30分後の8時であったが。
さてここからはいよいよ異国。流れてくるアナウンスも案内板の文字も全部中国語か英語。
よくわからない文字があったらiPhoneで調べつつ、現地に着いて初めて入国カードなるものが必要だと知る。
あー、飛行機でなんか配ってたのってそれだったのかー…とまたまた反省。
ネットで調べつつなんとか書き終えたもののそこから30分くらい並んでようやく入国審査完了。
・お金を手に入れよう
現地で行動しようにもお金がないことには始まらない。海外ATMの操作は事前に調べてたのであとはお金を下ろすだけ…のはずだったのだがお金が出てこない。
もしかしてこのクレジットカードはキャッシング枠が用意されていなかったのだろうか。まぁそういうこともあるよね。想定済み想定済み。
しかしこの後どのカードを使ってもATMが金を吐き出すことはなかった。えーとこれは…
どのカードにも海外キャッシング枠が設定されてない…?
さすがに想定外過ぎて頭がパニック。どうにかして金を手に入れられないものかとスマホで必死にググる。
クレカがダメならキャッシュカードは?国際対応してないものじゃないとダメ。
今すぐクレカにキャッシング枠を設ければいいのでは?すぐに申請が降りるはずがない(パニクった時に楽天カードのキャッシングを申請したが申請が降りたのは二日後だった)
わかった。もう現金に頼るのはやめよう。金が下ろせなくてもクレカさえ使えればいい…というわけにも行かず都心部に出るためのMRT(地下鉄)は現金じゃないと利用できない。
これってもしかしなくても
詰んでない?
幸いなことに行きと帰りの空港が同じなので帰ることはできる。でも空港から出られなければファンミにも参加できないホテルにも泊まれない。
人間パニックになるとどうなるかわからないもので今年アラサーになる男が声を上げて涙を流す寸前まで追い込まれた
現地で合流予定の人に泣きのヘルプ電話を入れると、とりあえず1000円さえあればファンミ開催地には行けるらしい。
ということで財布にあったなけなしの1000円を230元に両替。
ちなみに目的地までの運賃は
桃園空港 → 台北駅 160元
の計185元。うん、ほんとギリギリ。
一先ず空港から脱出できて落ち着きを得られたのでスマホで改めて各クレカのキャッシング枠を見てるとJCBカードだけは海外キャッシング枠が設けられていた。
ということでもう一度チャレンジ。
台北駅のJCBに対応してるATMに先ほどのJCBカードを入れる。
と、ここで特に気にしてなかったのだが「JCB Card」か「cirrus」を選択する画面があることに気付く。
その辺の知識がさっぱりな僕は「cirrusってなんやねん俺が持ってるのはJCBや」って特に気にせず「JCB Card」を選択していたのだが、どうせ失敗しても金が出てこないだけなんで今回は「cirrus」を選択した。
「あー、今回もダメかなー」と思いながら処理が終わるのを待ってた時、お札が用意される音が…え?出た?ほんとにマジで?
で、ATMから現金5000元が出てきました。
えー…原因なんだったの。でも海外で無一文にならずに済んだのでその場は一安心でした。
・ファンミ楽しみました
この記事の本題は海外キャッシングで失敗したって話なんでこの話する必要なくない?って感じですが旅行の目的はファンミだったんで軽く触れておきます。
とにかく最高だった。果南ちゃんの誕生日ってこともありメンバーそれぞれが果南ちゃんにお祝いの言葉をかけるコーナーがあったり、名古屋夜公演でウケたイケメンあんちゃんがAqours8人を抱いてたし、あいださんに「だーーーーーーーいすき」って言われて顔が真っ赤になるしゅかが可愛すぎたし。
そして!何より!「Step!ZERO to ONE」が初めて生で聴けた!
初期から追ってる癖に(ハマったのはここ一年だけど)1stはLV参戦だったしリリイベ系には縁がなくて現地で聴いたことなかったんだよね~。
綺麗に揃った(0.01割ぐらいのUOぶんぶん丸には目を瞑り)果南レールやヨーソロードを間近で見れたし現地ファンの熱気を感じられて、遠征費考えると結構デカい出費になったんだけど参加できて本当に良かった!
・ホテル選びの失敗
さっきのクレカの話じゃないにしろホテル選びも地味に失敗。
1泊日本円で6千円しないくらいの三つ星ホテルだったが、ちょっと衛生面で受け付けなかった(掃除できてないとかではないんだが)
それとレビューをみたらスタッフは日本語できるって書いてあったからそこのホテルにしたのだが実際のところは日本語ができるスタッフ「も」いるといった感じだった。
夕方チェックインした時は日本語ができたスタッフだったが深夜戻ったときには日本語が伝わらずちぐはぐな英語で会話することになってしまった。
あとシャワーからお湯が出なかった。故障なのか操作方法のミスなのかはわからなかったが。
今だから言いますがその日は洗面台で頭を洗い、身体は持参してたアルコールのペーパータオルで拭きました。疲れたからスタッフ呼ぶ気にもならなかったしね。
まぁ値段がリーズナブルだから連泊の選択肢としてならありかもしれないけど、今回のような1泊のライブ遠征になるとリピートはないかなと言った感じ。
少なくとも日本の同価格帯のビジホよりは良くはないです。
・日本に戻る
次の日は帰りの便が昼過ぎだったのでロクに観光せずチェックアウトしたらすぐに桃園空港へ。
前日のファンミで話題になったパイナップルケーキが気になったので、有名店が空港内にあるらしいのでそこで購入(買った後にAqoursちゃんが食べてたものとは違うことを知る)
帰りは大きなトラブルがなくLCCも日本の会社だったので日本語アナウンスと日本人スタッフに安心して航空時間の半分は寝ることが出来ました。
そういえば帰りは成田でどうやって帰ろうかなーと思ってたんだけど、ちょうど東京行きのバスがあったんでそれに乗って帰りました。
給電用のUSBも用意されてるし値段も1000円で済んだのでなかなか良かった。
家に帰ったら安堵と疲労と寝不足でぐっすり寝れました。翌日高熱が出ましたが(インフルエンザではなかった)
□反省点
また海外遠征することがあるかはわかりませんが、一度やらかして学べたことがありました。
・行くと決めたらパスポートはさっさと取って航空券を買っておく
遅くすればするほど飛行機は高くなる。
・クレカは複数持って行く
今回現地でクレカで買い物はしませんでしたが、もしもの時の為にカードは複数枚持って行った方がいいと思います。
カード会社が対応してないって場合もありますが、何かのトラブルで使えなくなる可能性もあるので。
・両替する予定がなくても日本円はある程度持っておく
今回は海外キャッシングをあてにして日本円をロクに持って行かなかったせいで現地で無一文になるところでした。
日本ならともかく海外で両替する日本円もなくてATMから金が下せなくなったらマジで詰みます。カードがなんでも解決してくれると思ってはいけない。
・デビットカードを持つ
ある人限定でいいけど。これは海外ATMで金を下せるらしいですね。
ちなみにこれはパニックになりながらググったときに知りました。僕のデビットカードは部屋で埃を被っています。
・ホテルには金をかける
人によりますが。旅の疲れを取りたければあまり妥協しない方がいいと思います。
・中学英語ぐらいは覚えておく
なんだかんだ台湾ぐらいだとほかの言語ノー勉でも行けるんじゃないかと思ったんですが、空港のインフォメーションセンターとかでも日本語ダメな人が多かった。
現地で日本語見ることは少なくないんだけど(日本製の商品が店に並んでることが多いから)案内板だと中国語の下には英語が書かれてることが多い。
そして同じ漢字なんだからフィーリングでわかるものなのでは?と言いたいところなんだけど実際はその逆で同じ漢字でも日本語のそれとは意味合いが違い過ぎて頭が余計混乱する。だから英語ぐらいは覚えてた方がいい。
観光客が多い箇所だとコンビニ店員でも軽い英語なら通じる。中国語覚えるのめんどいなら英語を覚えた方が早い(個人の感想)
以上。なんだかんだでいい経験になりました。
せっかくパスポートを作ったんで今後もアド案件があれば海外遠征も選択に入れようかなと思いました。